ドビュッシー:麦の花
ショーソンの歌曲「リラの花咲く頃」から連想してのドビュッシーの歌曲を選びました。私がフランス留学したての頃、ソルフェージュの授業で歌った思い出の曲です。
初見で、フランス語で歌ったのです。フランス語は英語と違って綴りでどう発音するか決まっているのですが、単語の意味も分からないままに必死で読みました。さすがフランス、恐るべし初見教育。
麦に花とは私はピンときませんが、ここはブロンド髪の少女を示すのでしょう。そよぐ麦、金色の畑に太陽の光が差し込んで輝く様はピアノで演奏されます。赤い芥子、染まる唇、ブーケを作ってコサージュに!なんてつつましい恋の歌だこと!
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