クラリネット・サックスのマウスピースの洗い方

 世界で活躍する奏者の誰もが信頼するシングルリードのアクセサリーメーカー、ヴァンドーレンのチャンネルでマウスピースの洗い方を紹介しています。簡易的にではありますが翻訳してみます。


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 必ず家にあるものでできるマウスピースの洗い方を紹介します。だいたい1週間に1回程度はマウスピースを洗いましょう。汚れは響きに悪影響があるので注意が必要です。紹介するのは単に汚れを落とす方法で、よく洗ってもウイルスやバクテリアが残る可能性があることはご承知おきください。

 

 用意するものは

・歯ブラシ

・手洗い用の石鹸

・テープ(クラリネットの場合)

・調理用の植物油

・ホワイトビネガー(※訳注:ヨーロッパの酢は日本の穀物酢とは違いがあり無臭です。ホワイトビネガーは掃除にも便利だそうです。お酢の種類についてはこちらが分かりやすいです)


 まずクラリネットの場合はコルクにテープを巻いて保護し、必ず水(お湯はNG)で洗い始めます。次に石鹸で手を洗い、そのまま指でマウスピースを洗います。そして歯ブラシでごく軽くこすり、水ですすぎます。

 まだ汚れが残っているようなら、ホワイトビネガーを歯ブラシにつけて優しく磨きます。(※蛇口の右側に置いてある液体ですね。)マウスピースパッチの粘着剤には調理用油を軽くつけて洗います。(※こちらは蛇口の左の液体。)

 マウスピースと使った道具をよくすすいで、柔らかい布やティッシュで乾かします。クラリネットはコルクに貼ったテープをはがしてグリスを塗ったら完了です。

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 このご時世、マウスピースも清潔に保ちたいですね。歯ブラシでゴシゴシやっているようにも見ええますが、傷がついてしまうと汚れと同じく音に影響するので優しくお手入れするよう気をつけましょう。


Madoka TSURUYAMA clarinettist

クラリネット奏者 鶴山まどか

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