美術館にて

 今日、美術館で思ったこと。常設展は禁止マークのない作品ならフラッシュなしで写真撮影が可能だった。パリのルーブルでも撮れるところはあったはずだが。

 小学生の男の子たちが「とりあえず全部撮ってこようぜ!」と言って本物を鑑賞せずにどんどん行ってしまう。まあ小学生なら仕方ないと思いつつも、親は見当たらないし、勿体ないなあと。進んでいくうちに今度は中年女性が写真を撮りまくっている。

何のための芸術鑑賞なのか。社交のためなのか。社交とは何か。

虚しい。


Madoka TSURUYAMA clarinettist

クラリネット奏者 鶴山まどか

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