ドビュッシー:子供の領分
大好きなドビュッシーをミケランジェリのピアノで!お気に入りです。
子供の領分はドビュッシーが愛娘エマのために書いた作品です。可愛らしい性格の小品で編まれています。終曲ゴリーウォーグのケークウォークが有名ですが、他の曲もどれも素敵です。
ミケランジェリの持つ音色は前々から大好きでしたが、アーティキュレーションの丁寧さにも心奪われます。
第5曲小さな羊飼い、気の強い付点で盛り上げたところでの和音の音色づくりとか(12分半辺り)、ケークウォークの中間部のトリスタンのテーマの色気具合(14分40秒頃から)とか、好みの真ん中、ツボです。アーティキュレーションに特に注目すべきは第3曲人形のセレナード。バスラインのバランス感覚も秀逸で聴きたい声部をきかせてくれる。
小さな羊飼いの付点のリズムはクラリネットのための小品とそっくりなことを再認識しました。今度ちゃんと調べてみよう。
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