レコーディング1 マスネ:オラトリオ「聖処女」

 そういえばパリ音楽院学生オーケストラの録音が音楽院サイトにアップされていたようなと思い探してみました。まず見つけたのがマスネ作曲オラトリオ「聖処女」。1番クラリネットを担当しました。


 パリ音楽院の学生オーケストラは年間10~15回の演奏会が組まれ、クラリネットの学生はそのうちの3、4セッションに参加できます。年に1回はノートルダム大聖堂での演奏会があり、マスネは2013年春のノートルダム・コンサートで演奏いたしました。祭壇前にステージを設置し、見事な響きの中につかって演奏した経験はちょっと自慢です。


 嵐を表現するのにマスネはドラを使っていますが大聖堂の余韻で迫力満点でした。トランペットのバンダ演出や最後のマリアの歌はステージ後方の上階から演奏しているのも面白いです。マスネといえば「タイスの瞑想曲」で、私も他の作品は勉強不足にて詳しくはありませんが、なるほど同じ作曲かの作品です。No.6のDanse Galiléenneは管楽器がだいぶ張り切って演奏しています…

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