ローズ:32の練習曲より 第14番
クラリネット吹きなら1度は練習するローズのエチュード、第14番まで録音が進みました。
「ポルカのテンポで」とありますが、快活な舞曲風です。第2番とも似たキャラクターに思います。
私の使っているアルフォンス・ルデュック版では、同じフレーズでもアーティキュレーションがあります。ミスプリントかもしれませんが、練習になるので今回はあえて楽譜通り演奏しました。
トリルの後の後打音装飾音符が独立している箇所があるので、楽譜に従うならタンギング位置に注意が必要です。
1段目はスラーが長いので楽ですが、6段目の同じパッセージは繋がっていないのでド♯で発音します。
3段目は装飾音符の前後の音どちらもスラーが繋がっていないので、1つ目の装飾音符とその次の小節の最初の音で発音します。
これと同様にドビュッシーの第一狂詩曲を丁寧に読むと、練習番号10のAnimeのトリル後の1つ目の装飾音符はタンギングしなければいけないことになります。
0コメント