クローゼ:20の練習曲 第7番
しばらくぶりのクローゼのエチュードです。
せっかくなので循環呼吸に集中して取り組んでみようと思い立ったものの、何とかかろうじて録音できたといったところです。
お聞き苦しいと思いますが、練習記録としてある程度ご容赦頂ければ幸いです。
この曲の元はクロイツェルによるヴァイオリンのための40の練習曲の第9番です。
最後以外はほぼ同じです。ヴァイオリンではアレグロ・モデラートになっています。
クローゼは指のコントロールのために選曲したのだと思いますが、このような音型の曲は循環呼吸の練習にちょうど良いのではないかと思います。
循環呼吸は頬の中にためた空気を出す間に鼻から吸います。YouTubeで探すと沢山練習動画が出てきます。
私がやったのは、
・楽器を持たずに、頬を膨らましてプシューと空気を出しながら鼻から吸う、という感覚をつかむ。
・上を楽器でやってみる。
・低い音でトリルをしながらひたすら練習。
といった地道な方法です。
よくコップに水を入れてストローでゴボゴボ練習する方法が紹介されますが、隙間が空いたとしても泡が消えるまでの時間があり、できているか分かりづらいためあまりお勧めしません。
以前から少しはできていたのですが、今回の取り組みで循環呼吸が使える音域が少しだけ広がりました。これからも定期的に練習して、本番でも使えるくらいにできたらと思っています。
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